母の日がとても嫌でした。

ロメロ心理学　脚本心理士の山﨑京子です。

先週は母の日でしたね。

実を言うと母の日とても嫌でした。

嫌いだった・・・

なぜかっていうと。

母の日のFacebookやインスタとかのSNSが

幸せ満載になっていたから。

普段投稿しない人でも

この日は母の日の贈り物などをアップするのが

セオリーになっているかのように

幸せアピールが凄いって思ってました。

あ、これは私の捉え方、解釈なので

アップしている人は全く悪くありませんよ。

アップしている人を

自分がそういう目で見てたって告白です。

いまなら嬉しくてアップしたって思えますが

つい最近まではそうは思えてませんでした。

そして女友達との会話の中で子供の学校行事や入試

子供が結婚するっていうおめでたい話

などを聞くのもとても嫌でした。

そういう話題のあった日は

めちゃ落ち込み自分を責めてました。

小学校の入学式とかの写真も可愛いなと思いながら

切なくなってたな。

あと言葉にも傷ついてましたね・・・

悪意がないのはわかっているものの

子供がいなくて気楽でいいね・・・

子供がいないと自由だろうけど子供がいるとそうはいかないから

子供なんて大変なだけだよ、いなくて羨ましい

などなど散々言われました。

もちろん悪意があっていってる訳じゃないと

頭ではわかっていても

感情はメチャ揺さぶられて

一瞬その人の事が嫌いになったりしてました。

子供がいると自由がきかない

子供がいるとお金もかかる

子供がいるとやることが多い

だから大変で実際子供のいない京子ちゃんにはわからないと思うけど

などと言われたことも何度もある

そんなことを言われたとき

心の中ではそんなのわかってて産んでしょ・・・

大変なのもわかるけど幸せなのもたくさんあるでしょ・・・

と思っていました。

子供をあまりにも言い訳にしている人には

子供がいても自由な人もいるよって反論してましたがね。

はい、もちろんそれで友人を失った経験もあります・・・

でも今はそれがなくなりました。

やっとです。

羨ましいなとかいいな～とは思います。

きっとこれは一生感じる感情かも知れない。

だけど見たくなかったり落ち込んだりはなくなったかな。

私は子供がいない自分を自分で責めていた

子供がいない私は幸せじゃないと思っていた

そして子供がいない自分を悲劇のヒロインにしていた

衝撃すぎてワナワナしましたがこんなことまで。」

私は自分のために

子供を産みたかったって事に気づいちゃったんですね～

どういうことかというと

まずは自分の願い、子供を持つことを満たすため

そして子供から可愛さや愛くるしさをもらうため

子供に愛してもらうことで愛を手に入れるため

子供にお誕生日や母の日に祝ってもらうため

もっと飛躍すると老後になにかあったとき

手を貸してもらうため

それこそ入院したらお見舞いにきてもらうとか

書き出したらきりがないほどたくさん。

ほんとにもう受け取ることしか考えてなかったんですよ。

産まれる前から期待しかしていない！！！

もちろん大事にしたと思うし愛したと思う

けれどそこには

私の望みをかなえてくれる子

という願望があったわけです。

その子が体が弱かったら？

その子が私を愛さなかったら？

その子が私を捨てたら？

きっと子供を持てて嬉しかったのに

こんなはずじゃなかった

って思ったでしょう。

そう、自分のために子供を産みたかった

子供がいたら無条件に幸せになれるという勝手な思い込み

その思い込みでどれだけの時間を過ごしたのだろうか。

もちろん子供から得られる愛もあるけどそこに固執している自分って・・・

私はクレクレ星人そのもの。

しかもわが子に。

今年の母の日はちょっと違った自分で過ごせました。

実の母には会いには行けなかったけど

パートナーのお義母さんには

パートナーを産んでくれてありがとうって

そんな気持ちで過ごせました。

お義母さんが産まなかったら彼はこの世に存在せず。

そしてお義母さんが育ててなかったら

いまの彼にはなってなかっただろうと思えました。

そしたら自然にありがとうって思えました。

もののみかた、とらえ方ひとつで

自分の感情が変わるってしまう。

お義母さんとはそれはもう凄い大喧嘩を何度もして

一時はダメだと思ったほどでしたが

いまはほんとに自然に過ごせてます（同居です）

お義母さんやパートナーより遅く起きていくなんて日常茶飯事

そんな自分で過ごせてます

（お義母との格闘はまた書いていこうと思います。）

でね、私の場合は子供でした。

でも

パートナーやお金

会社や人間関係全てにおいても

同じこと言えるんではないかなと思います。

自分の物のみかたを疑ってみてください。

目の前にあるものに目を向けず

クレクレになっていないか。

もちろんクレクレでいてもいいんですよ。

ただそれで苦しかったり寂しかったりしているのであれば

疑ってみるのもありかなって思います。

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