自分を知る旅の途中

人生変えたいと思っている人、これが一番早い道だと思います、私の人生も激変しました。その理由をお伝えしていきます。

   人はいつからでも変われます。

   これからの人生を自分らしく生きていきませんか。
     

父の32回目の命日

ロメロ心理学 脚本心理士の山﨑京子です。

 

 

 32年前の今日

父は亡くなりました。

正確には今日ではないのかもしれない。

 

いまでも思います。

父は亡くなる瞬間なにを思ったのか。

苦しみの中、なにを感じていたのか。

 

 

父は急性心不全でなくなりました、たった一人で。

 

家族と母親の実家(茨城)に遊びに行っていて。

父親も顔を出すことになっていました。

 

父親が来る予定の前の日

電話でなぜか私は父と話しをしていて。

 

理由は定かじゃないけど喧嘩になり。

お前なんか来るな、死んじゃえ!!

と言って電話を切りました。

きっとお酒を飲んでいたかなんかだったと思います。

それが原因で別居をしている最中で

別居を解消するのに母親の両親に

挨拶に来ることになってました。

父はアルコール依存症でもありました。

 

翌日、来るはずの父親が来ない。

電話しても出ない。

また酔っぱらってるんじゃない・・・

と気にも留めずにいました。

そのあと、母親の結婚指輪にヒビが入りました。

昔の結婚指輪、かまぼこって言うんですかね。

ヒビが入るなんてあり得ない

縁起悪いね、なんて話してると

母親がなんだか嫌な予感がするって

そんなことを言いだしました。

また父に電話をしても出ない。

母はどんどん心配になり父親の所に行くと。

 

私らは放っておけと言ったんですが胸騒ぎが止まらないと。

それで母親は父親の住む家に行きました。

もちろん私は会いたくないので行かず。

 

そしたら母親から父親が死んでると連絡をもらい

意味も解らずすぐに向かいました。

着いた時には警察も来ていて。

 

その時の父親の苦しそうな顔とあの匂い

それはいまもまだ鮮明に覚えています。

 

でもその後の記憶は未だにない。

覚えているのは

父親のあの顔と

お通夜の席で親戚が笑ってビールを飲んでいた姿

葬儀場で煙突からの煙を見て

お父さん煙になったんだなって思ったことだけ。

 

 

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変死扱いで色々な手続きを私がしたらしいが記憶にない。

葬儀の手配やら会社や親戚への連絡を私がしたらしいが記憶にない。

荷物の処分や引越し

役所など色々な手続き

父親は借金があったので財産放棄の手続き

全部私がしたらしいけど記憶にない。

 

親戚に全てをちゃんとこなしてた。

全く泣きもせず、あまりにもしっかりしていて

逆に心配になったとあとで言われました。

 

あの時の私は違う私だったのかもしれない。

ほんとうに記憶がない、怖いくらいに。

 

 

でもずっとずっと

私が父親を殺したって思っていた。

なんで死んじゃえ!!

なんて言ってしまったんだろう

なんで電話を切ってしまったんだろう

ずっとずっと自分を責めて後悔していた。

 

でも私は父親が大嫌いだと思ったいたんだ。

ついこの前まで。

私は5人姉妹の長女だけど

子供の頃はいつも父親と一緒に居た。

どこに行くのにも私を連れて行ってくれた父

私は小さいときは父親が大好きだった。

 

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でもお酒を飲むようになり

お酒を飲むと暴れて怒鳴って暴力をふるう

全くの別人になった。

お酒を飲んでいないと優しい父なのに

お酒を飲んだ父は別人だった。

 

だからいつのまにか父親の顔色を見るようになった。

父親を嫌いになっていった。

 

そして中学2年生

酔った父と喧嘩になり

怒鳴られ暴言を吐いて逃げた私に

父親は怒鳴った

お前はおれの子じゃない!!

って。

 

一瞬この人なにをいっているのかわからなかった。

それでまた同じことを言われて言葉を失った。

いま思い出してもドキドキしてしまう。

 

いつも行く公園のブランコで

なにがなんだか分からずに泣いた

次の日母親に聞いたけど話してくれない

でも雰囲気で事実だってわかった。

 

それからは父親を憎んだ、母親を憎んだ。

自分はどこぞの誰の血が流れているのか怖くもなった。

母に父親の事を聞いてもなにも話してくれない。

私は誰の子?

私の血は誰の血?

と自分のことすら汚いと思った。

 

私はお父さんにそっくりね・・・って言われて育った。

自分でも嫌だけど父親似って思っていたけど

血は繋がっていなかった。

 

そこから父親との交流はほぼない。

とにかく父親を憎み恨んだ

母親の事も恨んだ。

早くに自立してこんな家、出ていく

それだけが私の目標だった。

 

社会人になり戸籍謄本を取り

私が養子縁組されていることがわかった。

やっぱり本当だったとわかった。

 

父親とはほぼ交流がないまま

父はいきなり死んだ。

死んじゃえ!!

の会話を最後に。

どこまでこの人は私を苦しめるのかとすら思うほど

ずっとずっと憎しみがあった。

 

でも

この憎しみは本当じゃなかった。

こんなにも憎んだのは悲しかったから。

お酒を飲むと別人になってしまう悲しさ

お父さんの子じゃなかった悲しさ

こんなにも早くに死んでしまった悲しさ

そしてなんで悲しいかったのか・・・

大好きだったからだった。

 

私、お父さん大好きだった・・・・

お父さんの斉藤清六に似た顔の笑顔が好きだった。

(父は斉藤清六に似ていたの、欽ちゃんファミリーの)

変な顔って思いながらあの顔が好きだった。

お父さんの自転車の後ろに乗るの大好きだった。

お父さんと一緒にお風呂屋さんに行って皆には内緒っていって

フルーツ牛乳かってくれるお父さん大好きだった。

 

でもあまりに悲しすぎて

嫌いってことにした。

憎むことにしてたって気づいた。

 

中学二年生のあの日からつい最近まで。

何十年も・・・

 

 

ずっとためらっていた父親のお墓参りに行きました。

父親のお墓参りにいって言いたいことを言って。

そしたらいきなり

なんで死んじゃったの?

って言葉が出てきた。

自分でも驚いた。

 

ほんとはもっと色々話したかった。

ほんとはもっと仲良くしたかった。

 

血なんか繋がってなくても

私はお父さんが大好きだった。

私のお父さんはお父さんだけ。

 

お墓の前でそんな風に思う自分が出てきました。

最初は文句言ってたのに急になんで死んじゃったの?

って言葉が出たときはなぜかスッキリしました。

 

でね、その日は曇っていたんだけど。

相方が一緒にお墓を綺麗にしてくれたあと

話が終わるまで車で待っていてくれたんだけど

車に戻ったら太陽が出てきて

親父さん、喜んでるんだねって言ってくれて。

 

あー、お父さんに繋がったのかなって思えて

とても嬉しくなった。

もちろん、相方も有難い存在です。

 

 

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私はロメロ心理学に出会って

やっと本当に気持ちに気づきました。

正直自分でも驚いた、大好きだったなんて。

本当に大っ嫌いって思っていたから

死んじゃえって言ったことは後悔していたけど

後悔じゃなくて

死んじゃったことが悲しかったんだ。

 

なので本当の意味で父親の命日に

父親の事をゆっくり思い出す日になりました。

 

きっと記憶がないのも

あまりの悲しみで切り取ってしまったんだろうね。

 

 

ロメロ心理学のお蔭で

私が生きているうちに気付けたこと

ほんとに感謝だなって思う。

40年近くも時間はかかったけど

気付けてよかった。

 

きっと父も許してくれるだろうと思ってる。

 

時間は戻せない

もしタイムマシーンがあって

あの電話の日に戻れるなら・・・

父の命の時間が決まっていたとしても

ありがとうと大好きが言いたい。

育ててくれてありがとうも言いたい。

 

 

ロメロ心理学はこんな風にいろんな場面で

私の人生を変えてくれてます。

自分の内面に向き合ってしんどい時もある

でもしんどいだけでは終わらない。

しんどい分幸せもおっきい。

 

人生はいつからでも

いくつからでも変えられる

 

そう思ってます。

 

 

 

 

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